NISAって何?50代の私が実際に使って感じたメリット

株主優待

株式投資をしていると、よく耳にする「NISA」。

名前は知っているけれど、

「NISAって何?」

「普通の株式投資と何が違うの?」

と思っている方もいるのではないでしょうか。

私自身、20年近く株式投資を続けていますが、NISAは投資をするうえで大きなメリットのある制度だと感じています。

今回は、まずNISAの基本的な仕組みを説明して、その後に私自身がNISAを使って感じていることを書いてみたいと思います。

NISAとは?

NISAは「少額投資非課税制度」のことです。

2014年1月に始まった制度で、株式や投資信託などへの投資で得られる利益を、一定の範囲内で非課税にする仕組みです。

通常、株式などへの投資で利益が出た場合、売却益や配当などには税金がかかります。

NISA口座で購入した対象商品については、一定の条件のもとで利益が非課税になります。

これがNISAの大きなメリットです。

2024年から新しいNISAが始まりました

NISAは2014年に始まり、その後制度が変更されてきました。

そして2024年1月から、現在の「新しいNISA」が始まりました。

現在のNISAには、

つみたて投資枠

成長投資枠

の2つがあります。

この2つは併用することができます。

つみたて投資枠とは?

つみたて投資枠は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託などを対象とした枠です。

年間の投資枠は120万円です。

少しずつ積み立てながら、長期的に資産形成をしていきたい人に向いている制度です。

成長投資枠とは?

もう一つが成長投資枠です。

こちらは上場株式や投資信託などが対象となっていて、年間240万円まで投資できます。

私のように個別株を購入している人にとっては、こちらの成長投資枠を利用する機会が多いと思います。

NISAは年間いくらまで使える?

現在のNISAでは、

つみたて投資枠が年間120万円。

成長投資枠が年間240万円。

合わせて年間360万円まで投資できます。

また、生涯を通じた非課税保有限度額は1,800万円です。

そのうち、成長投資枠で利用できるのは1,200万円までとなっています。

非課税保有期間が無期限なのも大きなメリット

以前のNISAでは、非課税で保有できる期間に限りがありました。

しかし2024年からの新しいNISAでは、非課税保有期間が無期限になりました。

長期投資を考える人にとっては、とても大きな変更だと思います。

「何年後までに売らなければいけない」という期限を気にせず、長く保有できます。

トヨタ自動車100株で考えてみる

NISAのメリットは、実際の数字で考えてみると分かりやすいと思います。

例えば、トヨタ自動車を100株持っていて、年間の配当金が1株95円だったとします。

100株なら、

95円 × 100株=9,500円

です。

ここでは分かりやすくするため、年間配当が毎年9,500円で変わらないと仮定します。

通常の課税口座では、配当に税金がかかるため、手取りは約7,570円になります。

一方、NISAでは一定の条件を満たせば配当が非課税になるため、9,500円をそのまま受け取れます。

つまり、1年間では約1,930円の差です。

では、これが10年、20年になるとどうなるでしょうか。

10年間の場合

NISAなら、

9,500円 × 10年=95,000円

通常の課税口座なら、手取りは約75,700円。

差は約19,300円になります。

20年間の場合

NISAなら、

9,500円 × 20年=190,000円

通常の課税口座なら、手取りは約151,400円。

差は約38,600円になります。

もちろん、実際には配当金が増えたり減ったりするので、こんなに単純にはいきません。

それでも、同じ株を長く持つことを考えると、毎年の税金の差が積み重なっていくことはイメージできると思います。

「税金がかからない」というのは、長期投資では大きなメリットだなと感じます。

私がNISAを使って感じたこと

ここからは、私自身の話です。

私は20年近く株式投資をしています。

投資を始めた頃は、今とは少し違った投資をしていました。

株を買ったら毎日株価をチェックして、少し上がったら売る。

そんな売買もしていました。

当時は、利益が出ればそれでいいと思っていたところがあります。

でも、何年も投資を続けていると、

「この株、あのとき売らなければよかったな」

と思うことが何度もありました。

その後、NISAという制度ができました。

私にとってNISAの大きな魅力は、やはり税金がかからないことです。

配当を受け取ったときに、通常ならかかる税金がNISAでは一定の条件のもとで非課税になる。

これは実際に投資をしていると、とても大きなメリットだと感じます。

NISAで持っている株は、基本的に売らない

私は現在、NISAで保有している株については、基本的に売らないようにしています。

もちろん、何でもかんでも持ち続ければいいという意味ではありません。

ただ、以前のように「少し上がったから売ろう」と考えるのではなく、

「この株なら長く持ってもいいかな」

と考えて購入するようになりました。

配当を受け取りながら、株主優待があればそれも楽しむ。

株価は今でも毎日チェックしています。

ただ、昔のように短期的な値上がりだけを見て売買することは少なくなりました。

20年近く投資を続けてきて、少しずつ自分に合った投資方法が分かってきたのだと思います。

NISAだから必ず儲かるわけではありません

ここは大切なところです。

NISAは税金がかからない制度ですが、投資そのもののリスクがなくなるわけではありません。

株価が下がることもありますし、投資した金額を下回ることもあります。

NISAだから儲かるという制度ではありません。

あくまで、投資から得られた利益を一定の範囲で非課税にする制度です。

だからこそ、何を買うか、どのくらい投資するかは自分で考える必要があります。

50代の私にとってNISAは「長く付き合うための制度」

私は50代になりました。

これからは、若い頃のように大きな利益を狙って短期間で売買するよりも、配当を受け取りながら、株主優待も楽しみながら、長く投資を続けていきたいと思っています。

そう考えると、非課税で長期保有できる現在のNISAは、自分の投資スタイルにも合っていると感じます。

NISAは難しそうに感じるかもしれません。

でも、仕組みを知ってみると、投資をする人にとってはとても大きなメリットのある制度です。

私自身も、これからNISAを上手に活用しながら、無理をせず、ほどほどに株式投資を続けていきたいと思っています。

今日のほどほど一句

非課税で 長く付き合う 株とNISA

 

 

※この記事はNISA制度の一般的な仕組みと、私自身の投資経験を紹介するものです。投資には元本割れのリスクがあります。また、配当金の例は一定の配当が続くと仮定した単純計算です。NISAの制度や税制、対象商品などは変更される場合がありますので、最新の情報をご確認ください。

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