私は株式投資を始めて、20年近くになります。
これまでいろいろな株を買ってきましたが、最初から今のような投資スタイルだったわけではありません。
株価が上がることを期待して買ったこともありますし、配当が魅力的で買ったこともあります。
もちろん、すべてがうまくいったわけではありません。
長く投資を続けてきた中で、自分の性格や考え方に少しずつ気づくようになり、今では「自分にはこういう投資が合っている」と思えるようになってきました。
今回は、そんな私の投資スタイルについて書いてみたいと思います。
日産自動車(7201)を買って気づいたこと

まず思い出すのが、日産自動車です。
日産を買った理由は、配当金が良かったからです。
当時は配当を魅力に感じて購入しました。
ところが、その後いろいろな問題があり、株価が下がっていきました。
ここで私は、「株価が下がったから安くなった」と考えて、さらに買い足してしまいました。
その後、配当金もなくなってしまい、現在も保有しています。
いわゆる「塩漬け」という状態です。
この経験から、自分には損切りがなかなかできない性格なんだということに気づきました。
株価が下がったときに売って損失を確定するより、「いつか戻るかもしれない」と考えてしまうのです。
これは投資をするうえで、自分の弱いところだと思っています。
ACSL(6232)では「将来性」を期待して買いました

もう一つ、現在も保有している株があります。
ACSLというドローン関連の会社です。
この株は友人から紹介されたことがきっかけでした。
「これからはドローンの時代になる」という話を聞き、将来性に期待して購入しました。
このときは、買った当初から配当金がないことも分かっていました。
それを承知したうえで、「これから成長する会社なら」と思って買ったわけです。
ところが、その後株価は下がっていきました。
こちらも現在まで保有しています。
この経験から、将来性への期待だけで株を買うのも、自分には合っていないのかもしれないと思うようになりました。
もちろん、将来性を期待して投資すること自体が悪いわけではありません。
ただ、自分の場合は損切りが苦手です。
だからこそ、配当などの株を持ち続ける理由が少ない状態で株価が下がってしまうと、長く保有することになってしまいます。
ジーフット(2686)では株主優待を理由に買いました
もう一つ、印象に残っているのがジーフットです。
ジーフットは靴を扱っている会社です。
家の近くにイオンがあり、そこで靴を買うことがあるので、株主優待が使いやすそうだと思って購入しました。
「近くのお店で使えるなら便利だな」と思ったのが購入理由の一つです。
その後、無配となり、最終的には上場廃止となりました。
ただ、これは会社が悪かったということではなく、私自身の買うタイミングや、その後の状況を十分に考えられていなかったことが大きかったと思っています。
この経験から、株主優待が使いやすいという理由だけでも、株を選ぶには十分ではないと感じました。
株主優待はとても魅力的です。
でも、優待の内容だけを見るのではなく、配当や会社の状況なども含めて考えてから買うことが大切だと思うようになりました。
20年近く投資して、今の選び方になりました
こうした経験をしてきたからこそ、今の私は株を買うときに、まず配当を見るようになりました。
配当があることを基本に考えています。
そして、そこに株主優待がついていれば、さらに魅力を感じます。
なぜなら、配当と株主優待の両方があれば、株価が下がったときでも「長く持っていよう」と思いやすいからです。
もちろん、配当や優待があるからといって、株価が下がらないわけではありません。
それでも、私のように損切りが苦手な人間にとっては、長く持つ理由がある株を最初から選ぶことが大切だと思っています。
株主優待は「使いやすさ」も大切
株主優待については、金額だけではなく、実際に使いやすいかどうかを重視しています。
近くのお店で使える。
普段の買い物に使える。
家族も使える。
こういう優待なら、実際に生活の中で使うことができます。
優待利回りが高くても、自分にとって使いにくい優待なら、あまり魅力を感じません。
逆に、利回りがそれほど高くなくても、普段から使っているお店なら長く保有する理由になります。
最近紹介した株主優待も、こうした考え方で選んでいます。
会社の安定性は「参考程度」
もちろん、会社の業績や安定性も確認します。
ただ、数字だけを見て「この会社なら絶対大丈夫」と判断するのは、私にはなかなか難しいです。
そのため、会社の安定性については参考程度にしています。
それよりも、
配当があるか。
株主優待があるか。
その優待を自分が使いやすいか。
長く持ってもいいと思えるか。
こういったことを総合的に考えて購入するようになりました。
経験したからこそ、自分の投資スタイルが分かってきた
日産自動車、ACSL、ジーフット。
それぞれ購入した理由は違います。
配当を期待して買った株。
将来性を期待して買った株。
株主優待の使いやすさに魅力を感じて買った株。
振り返ってみると、どれも自分にとって勉強になった経験です。
特に日産自動車を通して、自分は損切りが苦手なんだということが分かりました。
だからこそ今は、株を買うときに以前よりも慎重になりました。
大きな利益を狙って短期間で売買するよりも、配当をもらいながら、株主優待も楽しみながら、長く保有できる株を選んでいく。
それが、20年近く株式投資を続けてきた私にとって、今のところ一番自分に合っている投資スタイルです。
これからも完璧な投資ができるとは思っていません。
それでも、これまでの経験を活かしながら、自分なりに無理をせず、ほどほどに株式投資を続けていきたいと思っています。
今日のほどほど一句
経験を 重ねて見つけた 自分流
※この記事は、私自身の投資経験や考え方を紹介するものです。特定の銘柄の購入をおすすめするものではありません。投資をする際は、ご自身で情報を確認したうえで判断してください。


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