50代になって、値上がりより配当を重視するようになった|20年株を続けて変わったこと

投資
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株式投資を始めて、20年ほどになります。

20年前の私は、今ほど「長く持つ」ということを考えていませんでした。

株を買うときも、

「この株、上がるかな」

「もっと上がったら売ろうかな」

そんなことを考えることが多かったと思います。

もちろん今でも、株価が上がればうれしいです。

でも、50代になった今は、それだけではなく、

「この株を長く持って、その間に何を受け取れるのか」

ということも考えるようになりました。

その中でも、以前より意識するようになったのが配当です。

20年前は、配当をそれほど気にしていなかった

株を始めたころは、配当について今ほど考えていませんでした。

株価が上がれば利益が出る。

株主優待がもらえればうれしい。

そんな感覚だったと思います。

配当金が入ってきても、

「配当がもらえたな」

くらいでした。

今思えば、株を持っているだけで定期的にお金が入ってくることの意味を、あまり考えていなかったのだと思います。

でも、20年株を続けていると、少しずつ考え方が変わってきました。

50代になって「いつまで働くのかな」と考えるようになった

一番大きかったのは、50代になったことだと思います。

若いころは、

「まだまだ働く」

という感覚でした。

でも50代になると、

「あと何年働くんだろう」

「会社を辞めた後はどうするんだろう」

と考えることがあります。

もちろん、今すぐ会社を辞めるという話ではありません。

ただ、いつか給料がなくなる時期はやってきます。

そのときに、年金だけではなく、株からも少しずつお金が入ってきたらいいなと思うようになりました。

だから最近は、

株価が上がることだけではなく、持っている間にもらえる配当も大切だな

と思っています。

今の配当は、使わずに再投資している

今のところ、受け取った配当金は生活費には使っていません。

基本的には、また株を買うために使っています。

配当を受け取る。

そのお金でまた株を買う。

保有する株が増える。

そして、将来受け取れる配当も増えていけばいい。

今はそんなことを繰り返しています。

一気に大きな配当収入を作ろうとは思っていません。

少しずつでも、10年、20年と続けていけば、それなりのものになるかもしれない。

そんな感覚です。

配当利回り3%を一つの目安にしている

私の場合、配当を重視して株を買うときは、配当利回り3%以上を一つの目安にしています。

もちろん、3%なら必ずいい株という意味ではありません。

株価も変わりますし、配当金が減ることもあります。

それでも私が3%を一つの目安にしているのは、長く持つ理由として配当を意識しやすいからです。

例えば、10万円を配当利回り3%の株に投資したとすると、単純計算で年間3,000円です。

100万円なら年間3万円です。

もちろん実際には税金や株価の変動、減配などがあります。

それでも、

「これを長く持ったら、毎年どれくらい配当を受け取れるのかな」

と考えるようになりました。

20年前は、株価が上がるかどうかばかり気にしていました。

今は、

「上がるかもしれないし、配当ももらえるなら長く持ってみよう」

という考え方になっています。

配当株を持つ理由|50代の私が、配当を長くもらい続けたいと思った理由

3,000円の買い物をするときにも考えるようになった

配当を意識するようになってから、お金の使い方についても少し考え方が変わりました。

例えば、3,000円のものを買うとします。

以前なら、

「3,000円だから買おう」

くらいだったと思います。

でも今は、たまにこんなことを考えます。

「3%の配当で3,000円をもらおうと思ったら、10万円を投資して1年間持つ必要があるんだよな」

もちろん、これは単純な計算です。

実際の株価や配当金は変わります。

それでも、この考え方をするようになってから、3,000円という金額の見え方が少し変わりました。

3,000円は、ただの3,000円ではなく、

「10万円を投資して、1年間かけて得る配当と同じくらいの金額」

と考えることができます。

だからといって、3,000円の買い物を全部我慢するわけではありません。

家族との食事や、必要なもの、楽しみに使うお金まで削りたいとは思っていません。

ただ、

「本当に3,000円払ってまで欲しいものなのかな」

と、一度考えるきっかけにはなります。

株を始めていなかったら、3,000円を見て「10万円の投資から生まれる配当と同じくらい」と考えることは、おそらくなかったと思います。

こういう感覚が身についたことも、20年ほど株を続けてきて変わったことの一つです。

高配当なら何でも買うわけではない

配当を重視するようになったからといって、利回りだけで株を買うわけではありません。

むしろ、利回りがものすごく高い株を見ると、

「なぜこんなに高いんだろう?」

と気になります。

株価が大きく下がれば、計算上の配当利回りが高くなることもあります。

だから私は、配当利回りだけではなく、

  • 会社が何をしているのか
  • これまで配当を出してきたか
  • 業績が大きく悪化していないか
  • 今の株価で買ってもいいと思えるか
  • 自分が長く持ちたい会社か

といったことも見るようにしています。

20年株を続けてきて思うのは、高い配当をもらうことより、長く配当を出してくれる会社を持つことのほうが大切なのではないかということです。

もちろん、将来も配当が続く保証はありません。

だからこそ、利回りだけで決めないようにしています。

株価が上がったら、すぐ売るとは限らなくなった

昔は、株価が上がると、

「そろそろ売ろうかな」

と考えることがありました。

もちろん今でも、売ることはあります。

でも最近は、

「この株を今売って、もう持たなくてもいいのかな」

と考えるようになりました。

株価が上がったとしても、その会社をこれからも持ちたいと思えるのであれば、配当を受け取りながら持ち続けるという選択肢があります。

逆に、株価が上がったからといって、必ずしも売らなければいけないわけでもありません。

20年続けてきて、少しずつそんな考え方になってきました。

株を始めた20年前の自分に伝えたいこと|もっと早く始めてもよかった

配当が減ったからといって、すぐには売らない

もちろん、配当株を持っていれば減配することもあります。

私も、配当が減ったからといって、すぐに売るつもりはありません。

まず、

「なぜ減ったんだろう」

と考えます。

一時的なものなのか。

会社の業績に大きな問題があるのか。

今後も配当を続けられそうなのか。

そこを見ます。

会社そのものに問題が出ているのであれば、売ることも考えます。

でも、少し配当が減っただけで、

「配当が減ったから売ろう」

とは考えません。

長く持つつもりで買っているからです。

株主優待と配当は、少し違う

私は株主優待も好きです。

株主優待は、届いたものを家族で使う楽しみがあります。

食事をしたり、買い物をしたり、映画を見たり。

実際に使うことで、

「この株を持っていてよかったな」

と思うことがあります。

一方で、配当には別の楽しみがあります。

配当金が証券口座に入っていると、

「また少し入ってきたな」

と思います。

今はそのお金を使わずに、また株を買っています。

株主優待は「使う楽しみ」。

配当は「積み上げる楽しみ」。

私にとっては、そんな違いがあります。

それでも値上がりを軽視しているわけではない

ここは自分でも誤解しないようにしています。

「配当が大切だから、株価の値上がりはどうでもいい」

とは思っていません。

株価が上がれば、それはもちろんうれしいです。

長く持っていて株価も上がり、配当ももらえて、さらに株主優待も使える。

そんな株を持てれば理想です。

だから私は、

値上がり+配当+株主優待

の全部を見ています。

ただ、50代になってからは、

「株価が上がったら売って利益を確定する」

だけではなく、

「長く持って、その間にもらえるものを受け取る」

という考え方が強くなってきました。

20年前の私と、今の私

20年株を続けてきて、株に対する考え方は少しずつ変わりました。

項目20年前の私今の私
株を買う目的株価が上がること長く持って配当・優待も受け取る
株価が上がったら売るか考えるまだ持ちたいか考える
株価が下がったら気になる会社に問題がなければ慌てない
配当あまり気にしていなかった3%程度を一つの目安とする
株主優待あればうれしい家族で使えるかを重視
買うとき上がりそうか10年持てるか
これから値上がりを期待「年金+配当」を目指す

もちろん、20年前の自分が間違っていたということではありません。

そのときはそのときで、株を楽しんでいました。

ただ、年齢や生活環境が変わると、同じ株でも見方が変わるのだと思います。

50代だから、少しゆっくり考えられる

50代になって思うのは、以前より少し待てるようになったことです。

若いころは、

「早く利益を出したい」

と思うこともありました。

でも今は、

「10年後にどうなっているかな」

と考えることが増えました。

明日の株価を当てる必要はありません。

今日買って、明日上がらなくてもいい。

長く持つつもりなら、毎日の株価に一喜一憂する必要もありません。

もちろん、会社に大きな問題が起きれば考え直します。

それでも、短期的な株価だけを見なくなったのは、20年株を続けてきた中での大きな変化だと思います。

いつか「年金+配当」にしたい

今はまだ会社から給料をもらっています。

だから、配当金を生活費に使う必要はありません。

そのため、今は受け取った配当を再投資しています。

でも、いつか会社を辞めた後には、

「年金+配当」

という形で、少しでも生活を支えてくれたらいいなと思っています。

大きな配当収入を作ろうとは思っていません。

毎年少しずつ受け取り、それをまた投資に回していく。

そうやって時間をかけて育てていけばいいと思っています。

20年続けて、配当の見方が変わった

株を始めた20年前は、

「この株は上がるかな」

ということを一番に考えていました。

今は、

「この会社の株を長く持ちたいかな」

「持っている間に配当をもらえるかな」

「家族で株主優待を使えるかな」

と考えるようになりました。

もちろん、これからも株価が上がればうれしいです。

でも、50代になった今は、値上がりだけを追いかけるよりも、

長く持って、その間に受け取れるものを大切にしたい。

そんな気持ちが強くなっています。

20年株を続けてきても、株価がこれからどう動くのかは分かりません。

だからこそ、分からない株価を無理に当てにいくより、

自分が長く持ちたいと思える会社を選び、配当や株主優待を受け取りながら、ほどほどに付き合っていく。

今の私には、そのくらいがちょうどいいのだと思います。

これからも、無理をせず、焦らず、ほどほどに。

株と長く付き合っていこうと思います。

株を買うとき「10年持てるか」を考えるようになった|50代の私が長く持てる株を選ぶ理由

今日のほどほど一句

配当を
老後に重ね
株を持つ

 

※この記事は2026年10月時点の私自身の投資経験や考え方をもとに書いています。株価・配当・株主優待などは変更される場合があります。特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

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